茶道つれづれ 7

雨の茶事

先日の茶事は雨模様でした。

ギリギリに水を打つ手間はないけれど、それなりに手筈が必要です。お客様のお召し物や履物が濡れないように心配りをして待合に入るところにタオルなども用意しました。

露地傘

裏側のループのような縄に手を通し、蕎麦屋の出前・・・(と言ってもなかなか最近見ることもありませんが)・・のように頭の上にかかげます。雁行というのですが、正客から連なって蹲踞(つくばい)まで行き、正客が蹲踞を使っている間、次客がつくぼっている正客の頭上に露地傘をささげ持ってあげます。末客とその前の客は交互にささげ持ち、蹲踞を使います。

直径、90センチくらい、結構大きい!最近はこのような物を作れる職人さんが少なくなって
これからは手に入れるのが難しいらしい・・・

露地傘

露地下駄

露地を歩くのも、露地草履だと水がしみてしまうので、「露地下駄」を使います。
ちょっと歩きにくいのですが、露地は雨の風情満載となり、しっとりとした茶事になりました。庭の緑も鮮やかで、気温も少し下がり過ごしやすく、思いのほかいつもと違う茶事を楽しむことができたように思います。
茶事はこうなくてはならない・・・というのではなく、その時の気働きで良いと思うのですが、日頃と違った趣も又楽しからずや・・・でしょうか

露地下駄
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