茶道つれづれ 2

九条館

皆様
立春をすぎたというのに、春は名のみの風の寒さ・・・ でも自宅教室の裏の梅林の梅は咲きほころんで、馥郁とした香りを放っています。

さて、今年の「宗智会」の初釜はいつもと趣向を変えて、国立博物館敷地内の「九条館」で
行いました。

「九条館」は昭和9年(1934)九条道秀氏より寄贈され、東京赤坂の九条公爵邸から移築されました。床張付等には狩野派 による著色山水図が描かれており、これらは、もと京都御所内の九条邸にあったものです。欄間には花梨の一枚板に藤花菱が透床張付(とこはりつけ)等には狩野派による山水図が描かれており、欄間(らんま)にはカリンの一枚板に藤花菱(ふじはなびし)が透かし彫りされています。

いつもと違った雰囲気の中で、炭点前・濃茶・薄茶・点心と皆で楽しみました!
(集合写真は教室便りをご覧ください。)

九条館

菱葩(ひしはなびら)

菱葩餅(ひしはなびらもち)は、平安時代の新年行事「歯固めの儀式」を簡略化したもので、600年にわたり宮中のおせち料 理の一つと考えられてきた。歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになった。さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなった。宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。

裏千家十一代玄々斎が宮中献茶のおりに禁裏より賜って以来、初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、裏千家の初釜式では、九代不見斎好みの独楽盆にのせてふるまわれている。

今年も皆で「花びら餅」をいただきました。
口の中に広がる白味噌と牛蒡の風味が相まって雅な味わいに新春を感じる瞬間です!

菱葩餅(ひしはなびらもち)
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