茶道つれづれ 14

茶事研修

今年は7月になっても夏らしい日が少なく、猛暑にならずに助かる反面、湿気と格闘する日々です。先日の自宅教室での朝茶事も雨模様で露地傘や露地下駄を使って席入する羽目になりました。

昨秋に大きな茶会の席主をしたので、昨年はあまり茶事が出来なかったのですが、今年はできるだけ皆に茶事を経験して欲しいと思い、風情がありながら近代的な施設を借りて茶事研修をしています。

【春の茶事研修】

3月30日・31日の両日で正午茶事《炉》を催しました。亭主側と客側に分かれて研修に臨んでいただきます。亭主側は7名ずつそれぞれの日に自分たちでテーマや道具を決めて取り掛かります。30日は「春爛漫 桜と感謝」がテーマ、31日は翌日に新元号が発表されることもあり「新しき出発」というテーマとなりました。

道具もそれぞれのチームで意見を交わしながら、各自でで選びました。搬入の関係で同じ道具のところも

ありますが、実際に席に置いてみると各々違った雰囲気になり、私の楽しさもひとしきりでした。

30日は山雲棚、菱馬水指

31日はつぼつぼ棚、竹と木瓜の絵水指

お菓子も亭主担当で意見を出し合って、和菓子を学んでいる弟子に一肌脱いで貰って、創作で各テーマに合わせたお菓子を、日ごろから世話になっている茶席菓子専門の菓子屋さんに頼んで創って貰いました。

どのお菓子も美しく美味しい出来上がりになりました!

茶事の動線や運営面でも様々なアイディアが出て、私の固定観念をひっくり返す

素晴らしい内容と行動力を実感することができました。この想像力と体験を自分たちの力にして、茶道を推進してくれることを心から願っています。

【秋の茶事研修】

10月19日、20日で茶事研修《風炉》を催します。社中でメンバーチェンジをして、亭主側、客側を経験して貰います。亭主担当はあまり春の内容にとらわれずに発想してほしいと思います…。

名残りの季節ですから、身の丈にあった落ち着いた空間に仕上がれば素敵な席になるのでは…と思います。

設えとしては10月の季節バージョン「中置」もしたいところです。どんな茶事研修になりますか・・・今から楽しみです!!

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