茶境 四川の集い
令和6年の8月、酷暑の四川省で久しぶりの茶境が開催されました。
コロナ以来、来ていなかった成田空港から直行便で成都空港に降り立ち、それから「栄県」まで約2時間。
なんでこんなところで芸術の集いをするの??と思いつつ、真夜中にホテルに到着、翌日早朝よりハードスケジュールで、皆でブルーのTシャツを着て、開催の大会に参加しました。
そして、その日の午後には中国・韓国・日本のそれぞれのブースで茶道のデモンストレーションをしなくてはなりません。中国の友人でもある張先生にお願いしておいた釜や風炉、日本から運んだ茶碗・棗・茶杓に軸や菓子を慌てて運び込み…軸は裏千家14世淡々斎筆「白雲抱幽石」涼やかな山のイメージで選びました。


極めつけは茉莉花茶の茶摘みと試飲、もう本当に暑かったのですが、摘みたての茉莉花茶(ジャスミンティー)の香りは素晴らしかった‥!最後はなんと栄県は「郎酒」の生産地として有名らしくその製造工程やブレンド体験などもあり、たぶんもう二度と味わえない体験を致しました。
日本の各地からいらした芸術家の方々ともお知り合いになり、様々なお話を聞く機会に恵まれました。この時の展示の一つ、白磁の蓋置が宗智会の秋の「たちばな茶会」の立礼席のテーマの「月」を見事に表現してくれました。
芸術家たちは後進を育てることをしっかりと視野においていて茶道の世界で次世代を育てることを真剣に考えている人がどれほどいるのだろうか…と、我身を反省すると共に若い世代に
この素晴らしさを伝えたいと切に願った中国遠征でした!


